I 15期 沖 洋一

 5月14日(日)午後、大阪梅田の焼肉店「あぶりや阪急梅田店」にて小沢研究室7期(友電会15期)の同窓会が、お互いの生存確認を目的として、8名全員が元気な姿で参加して盛大におこなわれました。現在の状況報告だけなく、40年以上前の前にタイムスリップし、当時の思い出など、話が尽きることがありませんでした。

 今回の同窓会では、10年以上前からの悲願であった対象者全員参加と結果がでました。これは、上意下達の指揮命令でできたことではなく、同窓の絆により実現したことだと確信しております。思い起こせば、東日本大震災の翌月の2011年4月に小沢先生の退官記念パーティが、卒業生の1/3程度の約150名が参加して盛大に行われました。このときに、7期生で参加したのは8名中4名で、2名は連絡が取れない状態でした。この参加者4名の意思は、次回は8名で集まりたいということで一致し、連絡先不明者の確認や欠席者との連携も続けました。残念ながら連絡先不明者の確認において一番役立たなかったのは、友電会本部でした。私は、クラブ同窓会関係者の中に確認を取りたい方と会社関係で繋がりがあることがかわり、確認をとりました。2年前に全員の連絡先が分かり、8名のグループLINEを作成し、オンラインでの連携をとることが出来ました。当時、対面での再会も検討しましたが、コロナでもあり延期状態が続きました。

 今年になり、対面での再会の機運が高まりLINE上での議論を重ね、実現することができました。8名全員は、各自の居住地が、兵庫3名、岡山3名、香川1名、東京1名と分散しており、開催場所から検討する必要があります。当初は、岡山の温泉施設での1泊を検討していましたが8名全員での手ごろな場所が難しいことと、コロナが収束していない状態での慎重な意見もあり、昼食会という方向に落ち着き、全員参加の目標を達成できた、同窓の絆も確認できました。

 今回のことを通して、たとえ目に見えなくても同窓の絆の重要性を確信しました。友電会はどうかわかりませんが、同窓会において一番大切なことは、小さな同窓の絆ではないかと思います。たとえ数人の小さな絆でも、いくつか集めて支部(地域支部、特別支部)が結成され、その支部代表の中から本部役員が選出されることが理想の姿だと確信しています。友電会の発展のためには、本部からの上意下達ではなく、各支部が横の連携(絆の連携)を深めることが重要かと思います