市内等ではスピード制限をしっかり守りますが郊外の高速では車数も少なく、長距離ではつい飛ばしてしまいます。
44年間の在米生活でスピード違反7回、信号無視3回を犯しましたが今回は1985年頃にLos AngelesからLas Vegasに向かって約130km程度のスピードでルンルン気分で走っている時、ヘリコプターに捕まった顛末です。
LAからLas Vegasまで約450kmの距離で郊外に出ると皆さん普通130km前後の高速で飛ばすのが当時の実情でした。
この高速I-15は1時間走っても高速道路の両側の景色は殆ど変化しない程、砂漠の中をただ突っ走っていく退屈な高速道路で道中にサービスエリアも少なく、高速を跨ぐ他の道路の数も少なく、たまに道がカーブするぐらいで基本的に一直線が続くFree wayです。(この名称は主に西部で使われます)
Los Angelesを出発して約2時間程運転した頃、次のサービスエリアで休もうと思いながら130km程で走っていると何となくゴ〜っていう音がしてきたので聴いていた音楽を止めて音源を確認してもやはり聴き慣れないゴ〜、、そしてブ〜音も混じって、、何だろうこの音は?と思いながら周りを見ても他の車も走っておらず、、周りをキョロキョロ見ても異常なし、でも高速ですから気にかけましたがどうやら
道路の表面処理が雑でタイヤから出ている?と思い込んでしまいました。
すると遥か前方に数少ない緩やかなカーブが出て来たと思って前方の道路面を見たら進行方向が少し変化したせいか道路に映った丸い影が動き出しました、、、
あっれ、、その影はなんじゃ?って注意をその影に取られながら相変わらずのオーバースピードで走っていたらそのカーブの上あたりに交差する道路があり、その下で、白と黒のツートンカラーにPoliceって書いてある車と、でかい白バイが2台、、それに既に違反チケットを切られた車が数台、、、私の車も誘導されて問答無用でチケットを切られました。
このような時は普通、ダメ元で言い訳するのですがこの時は完敗で、ただヤラレタの心境で、、、反省しきりでした。
あの異常音の音源はなんとチョッパーでした。太陽との位置関係で道路面に影が映らなかったので全く気が付きませんでしたがヘリコプターが上空から私を追跡していて地上ポリスと連携で取り締まりをしていました! 友人からこの取締は聞いていましたが、、まさかの出来事で唖然とした経験でした。
考えてみれば8気筒エンジンのポリスカーを振り切る高速車が砂漠の直線高速道路をビュン ビュン走ってますから、、ネ!
チョッパーの投入って言うことです。
サカ 記、E5期